服務規程活用で、人材教育!

服務規程活用で、人材教育

服務規程で人材教育

 当塾では、一般従業員のみならず、管理職に職場規律の基準やルールに関する共通認識を持たせるために、就業規則の欠点を改善、補うために、「服務規程」を別冊にて作成すること、併せて、従業員が自ら閲読することにより,会社における服務規律を理解しやすくするよう,やや平易な文言を用いて書き直した従業員配布用の服務規程を作成することを推奨しています。

 ちなみに「〜してください。」などの表現が用いられており,会社が従業員に対してこれを守るようにお願いするもののように読めるかもしれませんが,これは「服務規律規程」の内容の言い方を変えただけであり,従業員が守るべき義務を規定したものであることは変わりありません。

 服務規律規程を作成することも重要ですが、ただ配るだけでは、なかなか浸透、落とし込みができない場合が多いです。何よりも大切なことは、服務規律規程を実際に現場で活用していくことです。
服務規程の活用方法をまとめてみました。

1,管理職の指導教育のモノサシ(基準)として活用

管理職の中には、部下の問題行動について適正に指導ができない管理職もいます。どのように指導すればよいのかわからなかったり、自分の判断が正しいのか分からなかったりと理由はさまざまです。このような場合、服務規程に規定されていれば、その基準に従った対応をすればよいので、管理職もきちんと部下に指導がしやすくなります。

2,新人研修に活用する

入社の際に、具体的な服務規程で自社のルールを説明することは、新入社員の教育において非常に有効です。

3,一般社員研修に活用する

一般社員の研修の一部に事例共有やグループワーク等の手法を用いて教育することも有効です。

4,朝礼や会議の時に読み上げて説明する

朝礼や会議の時などに、服務規程の一部を読み上げて、その具体的内容を説明することや事例を共有するなども効果的です。

服務規程活用のポイント

・就業規則本体とは独立させて、服務規律規程として装備する。

・従業員配布用に服務規律規程を策定する。

・服務規律等に関する書式を整備する。

・服務規律を使用した研修を実施する。

・服務規程には評価基準も記載する。

服務規程から発展させてルールブックとして活用

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