働き方改革でここが変わった!
労働時間改善
中小企業の働き方改革のはじめの一歩
【第0ステージ】
現状把握として、簡易労務診断にて、下記項目の確認を実施
① 法定帳簿等の整備状況の確認
② 労働時間、残業時間の管理状況の確認
③ 労働条件(所定労働時間、賃金、諸手当)の実態確認
※法定帳簿等とは、 労働者名簿、出勤簿、タイムカード等の勤怠記録、労働条件通知書、年次有給休暇管理簿、健康診断個人票、 36協定届、就業規則 等
簡易労務診断での指摘事項の整備
当初目標を「第0ステージの卒業」に設定
具体的には、上記指摘事項の改善
① 法定帳簿の整備と適正な記載
② タイムカード・出勤簿による労働時間の管理から勤怠管理システムを活用した勤怠管理へ転換
③ 適正な労働時間の把握
④ 割増賃金(残業代)の適正な計算と支払い 等
職場風土・意識の改革と業務改善のための目標設定と取組み
「第0ステージの卒業」に続いて、より本格的な取り組みに移ります。
時間外労働の上限規制(1か月45時間、1年360時間)を念頭に、
1か月の残業時間の目標を30時間、1年の残業時間の目標を320時間に設定
具体的には下記事項等の実施
- 労働時間管理体制の構築(責任者、担当者、チーム)
- 業務の見直しや洗い出し
- 変形労働時間制等の導入による所定労働時間の効率化
- ノー残業デー等の設定による意識づけ
- 残業事前申請制度の導入による仕事の優先順位づけ
- 勤怠管理システムのアラート機能などを活用
- 時間外労働時間の目標を超えそうな従業員に対して、事前に残業抑制を指示
- 管理職研修(労働時間、残業事前申請制度等)
- 労働時間に着目したシンプル評価制度の導入による業務改善、意識改革
- 労働時間の改善計画と実績管理による軌道修正
- 上司と部下との面談制度による適切な業務指導
- ホワイト企業認定取得による採用力向上
*ホワイト企業認定とは、企業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の認定制度。一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)は、“次世代に残すべき素晴らしい企業”を発見し、ホワイト企業認定によって取り組みを評価・表彰する組織です。当塾の塾長石原は、ホワイト企業認定コンサルタントとして認定に向けたサポートを実施しています。